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母が祖母から貰い、それを私にくれた、
ネックレスを外した。
肌身離さずつけていたけれど。

少しずつ、されど確実に、事は進んでいる。

この人と居ると安心する、少しでも一緒にいたい、
そう思うひとがいる。
薄皮を一枚ずつ重ねて、少しでも近くに居られるように、
そうやって頑張ってきた。
この人とも会えなくなる。

一度でいいから、この人から抱きしめられてみたかった。
愛されてみたかった。

生きていたことを、死んでゆくことを、覚えていてもらいたい。
わがままと言われたとしても。

この人と一緒に居た時の記憶は、
とても柔らかな空気と、光に包まれている。
忘れない。

ただまっすぐに、愛されてみたかった、誰かに。

生きることへの絶望と、
死ぬことへの希望と。
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